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ライラトルカドルと最後の10日間


「カドルの夜、信仰を持ち、アッラーからの報償を期待して礼拝に立つ者は、彼の過去の罪が許されるであろう」(ハディース)

「ライラトルカドルの朝、太陽が昇ると、それは白く光線がない。」(ハディース)

ラマダーンの最後の10日間に、私たちが探し求めるべき、最も恵み深い夜「ライラトルカドル」(みいつの夜)があります。

この夜に、預言者ムハンマド(彼の上に祝福と平安あれ)が、天使ジブリール(ガブリエル)を通じてアッラーの啓示を最初に受け、聖クルアーンがこの人類に、私たちに、下りました。

この夜に行った善行は、千の月(つまり83年と4か月:人の一生分)よりも勝るとクルアーンには記述されています。

「本当にわれは、みいつの夜に、この(クルアーン)を下した。

みいつの夜が何であるかを、あなたに理解させるものは何か。

みいつの夜は、千月よりも優る。

(その夜)天使たちと聖霊は、主の許しのもとに、凡ての神命を齎して下る。

暁の明けるまで、(それは)平安である。」

(聖クルアーン みいつ章第1~5節)

☆ライラトルカドルにお勧めされるドゥア☆

アッラーフンメ インナカ アウーフン カリームン トヒッブ=ル=アフア ファ=アフ アンナー

(アッラーよ。 まことにあなたは寛大にしてよく赦す御方。あなたは赦しを好まれます。ですから、どうか私たちを赦してください。)

ライラトルカドルは、奇数日や第27日の夜であるとの諸説がありますが、定かではなく、秘密にされています。ですので、この10日間毎夜「今夜はライラトルカドルかもしれない」と思い大事に過ごし、ラマダーンに相応しい締めくくりとなりますように、インシャアッラー!


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