啓典への信仰とクルアーン

アッサラームアレイクム

2017年 新年明けましておめでとうございます!

「イルムの森HP」も今年で3年目!本年もどうぞよろしくお願い致します。

今ある時間を大切に、それぞれの信仰を成長させていくことができますように、

今年も皆様にアッラーからのご加護と豊かな恵みがもたらされますようお祈り申し上げます。

クルアーンはそれを読む人の為に最後の審判の日にとりなしを行う

 預言者さまのお言葉から私たちが学んだところによるなら、クルアーンは来世で私たちを放っておくことはありません。私たちが苦しみ、救ってくれる木陰を探し求めるであろう審判の日に、それは私たちの手をとってくれるでしょう。預言者さまがこの真実をどのように語っているか見てください。

「人が墓から起き上がると、クルアーンは、その人を、色が変わり、やせ細った状態で見い出す。クルアーンは彼に『私を知っていますか』と尋ねる。人は『いいえ』という。するとクルアーンは『私はあなたの友であり、暑さの中であなたの喉を乾かせ、夜はあなたを寝不足にしたクルアーンです』という。それからその人に冠を、両親にも二つの価値ある衣を着せる。両親がその理由を聞くと、子供たちがクルアーンに時間を費やしたからであると告げる」

 別のハディースでは預言者さまは次のように仰せられました。

「クルアーンを読みなさい!なぜならクルアーンは、審判の日にそれを読む人のとりなし者としてくるからである」

 アッラーの愛されたしもべであるイムラーン・アル・カスールの娘が伝えています。

「父は、『私は生涯を通して、アッラーに従い、こうべを垂れるだろう。もし、ルクー、サジダ、クルアーンの読誦がなければ、この世界で生きることは望まなかっただろう』と語っていました。そしていつもそのように崇拝行為を行っていました。

 父の死後、父を夢で見ました。私は尋ねました。『お父さん!あなたが私たちを置いて行ってしまって以来、あなたから何の知らせも得ることができませんでした』父は「生涯を終え、墓へ行った人からどうやって知らせを得ると言うのだね』と言いました。『今はどうですか?』と私は尋ねました。『とてもいい、私たちの為に寝床が用意され、家が設けられている。ここでは、天国からもたらされる奉仕を受けている。天国の香りを感じている』と父は言いました。『あなた方をその位階に至らせたものは何ですか?』と私は尋ねました。『誠実な心で、豊かにクルアーンを読むことだ』と父は言いました」

 アブー・フライラは語っています。「アッラーの使徒は、私に、ラマダーンに集められたフィトラのサダカを守る任務を与えられた。ある晩ある男が来て、食べ物をあさり始めた。私は彼を取り押さえ、『必ずおまえを預言者さまのところに連行しよう』と言った。彼は『私は非情に貧しいのです』と言い、私は彼をあわれに思い、釈放した。朝、アッラーの使徒が、『アブー・フライラよ!昨日の夜、君の囚人は何をしたのか?』と尋ねられた。私は「アッラーの使徒よ、彼は困窮していること、子供たちがいることを訴えていました。私はあわれに思って彼を釈放しました。』と答えた。

『彼はあなたに嘘をついたのだ。彼は再び来るだろう」と預言者さまは言われた。

 預言者さまがそう言われたことで、私は彼に注意を払うようになりました。彼はまたやってきて。食べ物をあさり始めた。彼に、

『私はおまえをアッラーの使徒のおそばに連行する』と言った。男は「どうか釈放してください、私は本当に貧しいのです、釈放していただければ二度と来ません」と言った。私は彼をあわれに思い、釈放した。

 朝になると再び預言者さまが

『アブー・フライラよ、昨日の夜、囚人は何をしたのか」と尋ねられた。私は

『アッラーの使徒よ、彼はまた、自分が貧窮しており、子供たちがいることを訴えました。私はあわれに思って彼を釈放しました』と答えた。預言者さまは微笑まれ、

『彼は確実にあなたに嘘をついたのだ。彼はまた来るだろう』と言われた。

 私も彼が再び来ると予想していた。実際に彼はまた来た。そしてこっそりと食べ物をあさり始めた。彼を再びとらえ、

「おまえを必ずアッラーの使徒のもとに連れていく」と言った。今度は私に、

『私を離してくれれば、あなたの役に立つ言葉を教えよう。夜、寝床に入る時に、アーヤトル・クルシを読みなさい。そうすれば、アッラーはあなたのそばに庇護者を置かれるだろう。朝までシャイターンはあなたに近づけない』と言った。

 彼が教えた言葉ゆえに、私は彼を釈放した。朝になると預言者さまは、

『囚人は何をしたか』と聞かれた。私は、

『アッラーの使徒よ、彼は私の役に立つ言葉を教えようと言ったので、私は彼を釈放しました。』と答えた。

 預言者さまは、

『その言葉というのは何か』と尋ねられた。私は、

『寝床に入った時に、アッラーフ ラーイラーハ イッラッラーフワル ハイユルカユームを最後まで唱えるように、そうすればアッラーがあなたのそばに庇護者を送られる、シャイターンは朝まであなたに近づけない、と言いました』と答えた。

預言者さまは、

『本人はうそつきなのに、今度だけは真実を語ったらしい。あなたは三晩にわたって誰と会話していたか知っているか?』と言われた。

『いいえ、知りません、アッラーの使徒よ』と私は答えた。

「彼はシャイターンだった」と預言者さまは答えられた。」

クルアーンが詠まれる家には天使たち、慈悲、サキーナ(安穏さ)が下る

 クルアーンを読むこと、聞くことは一つのイバーダです。クルアーンはこの上なく崇高な書物であり、それが読まれることによって人間だけではなく天使も益を受けます。彼らはクルアーンが詠まれる場所に来て、そこに神聖な雰囲気が生じることを助けます。預言者ムハンマドのあるハディースでは、このことが次のような形で語られています。

「ある集団が、クルアーンを読み、互いに聞きあう為にアッラーの家のどれかに集まれば、かならずそこにはサキーナ(安穏さ)が下され、彼らをアッラーの慈悲が包み込む。天使も、彼らをその翼で包む。アッラーも、彼らについてその御前にいる天使たちに語られる」

 この状態を実際に体験した幸運な一人であるウサイド・ビン・フダイルが、その時間についてどのように語っているかを見てください。

 「夜、ナツメヤシの処理場で、クルアーンの雌牛章を読んでいた。すぐそばには、馬がつながれていた。突然馬がいなないた。そこで私は読むのをやめた。馬も静かになった。再び私が読み始めると、馬が騒ぎ始めた。私が黙ると、馬も静かになった。しばらくしてからまた読み始めると、再び馬が騒ぎ始めた。息子のヤフヤが、馬の近くにいた。彼に害が及ぶことを恐れ、馬から遠ざけようと子供のそばに行った。ふと頭を上げた時に、そこで何を見たことだろう。わがラッブよ!天に、稲妻のようなものと、中に灯明のようなものが輝いているものがあった。朝になると、私は走って、何があったのか、何を見たのかを預言者さまに伝えた。預言者さまは『あなたが見たものが何か、知っているか』と聞かれた。私が『いいえ』と答えると、預言者さまは次のように説明をされた。「それらは、天使だったのだ。あなたの声を聞いて、やってきたのだ。あなたが読み続けていれば、彼らは朝まで、疲れることも飽きることもなく聞き続けていただろう。その場合には、朝には皆、彼らを目にすることができただろう。彼らは人々から身を隠してはいないのだから」

クルアーンが詠まれる家からシャイターンは遠ざかる

 クルアーンが詠まれる場所には、安らぎ、恵み、幸福がもたらされます。クルアーンが詠まれることで、ストレスやうつが取り除かれます。精神的な苦しみが除かれます。なぜならクルアーンは、シャイターンを始めとする悪い魂を追い払うからです。預言者さまはこのことを次のような比喩で語っておられます。

 「クルアーンが詠まれる家の福は増す。このような家には天使たちが集まり、シャイターンは遠ざかる。中でクルアーンが詠まれない家の福や恵みはわずかとなる」

 他のハディースでは、預言者さまはもう少し詳しく説かれています。

 「クルアーンが詠まれる家の福は増し、そこに住む人を苦しめない。このような家では天使たちが集まり、シャイターンは遠ざかる。クルアーンが詠まれない家は、そこに住む人に狭く感じられる。そのような家の福や恵みはわずかとなる。天使は遠ざかり、シャイターンが群れる。そこでクルアーンが詠まれ、その意味や解釈が学ばれる家は、星が地上を照らすように、天空の住人の為に輝かされる」


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