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隕石のメッセージ

 

 

2002年のニュース記事によれば、直径で2キロの隕石が2019年2月1日に地球にぶつかる可能性が6%もあることがありました。 2003年9月初めに、NEO(地球に接近して脅威となる地球近傍天体)情報センターによって作成された声明で、「2003QQ47 」として知られている隕石が2014年3月21日上に90万分の1の確率で地球に衝突するとされ、この隕石の爆発力は広島の原爆より2千万倍強いはずでしょう。

 

2003年4月23日に、直径で5メートルの隕石がメキシコから何百キロも離れた太平洋に落ちました。生じた爆発は、ロスアラモス国立研究所によると広島の原爆によって解放されたエネルギーのほとんど半分を測ったエネルギーを解放されました。もし隕石が50メートルの直径を持っていたなら、爆発はおそらく千倍も強かったでしょう、そしてもし直径が500メートルなら、爆発は太平洋の海岸に沿って住んでいる何十万という人々の死を起こしたであろう。巨大な津波に導いて、百万倍も強かったでしょう。もし隕石が5キロの直径なら、爆発はおそらく10億倍も激しかったでしょう。そしてこれは地球の上にほとんどの生物の絶滅に導くことができたはずです。


このような事態がすでに地球上に起きていたという証明が1980年に初めて発表された時に、人々の間に似たような衝突の脅威が広がりました。アメリカの物理学者ルイス・アルヴァレス氏と息子のウィリアムによるとおよそ6千5百万年前に(白亜紀の終わりに)、地球に衝突した隕石の結果として、気候がまったく変化していた。そしてこれが多くの種の絶滅に導いていたという仮説を提言しました。

 

化石によって支援されるこの理論によれば、直径10キロの隕石が地球に衝突し、その結果ほこりの雲が何年もの間地球を暗闇に残し、太陽の光線が地球に届くことができなかったという仮設です。それによって光合成を妨げ、従って植物が絶滅し、動物も絶滅したということです。空気の冷却、山火事の結果として大気を満たした有毒なガスと次酸性雨によって地上の生物や海生動植物における絶滅が起きたということです。この仮設によれば種の8割が数千年の間に地球から姿を消しました。


このようなことが起きたのは一回限りではありませんでした。およそ4億4500万年前に(オルドビス紀の終わりに)宇宙からからのガンマ線によって地球上の全種の3分の2が絶滅してきたはずです。ガンマ線爆発は知られている最も強い爆発です。巨大な星が寿命の終わりにブラックホールの中に内破する時に非常に強いガンマ線を放射します。もしこのような爆発が我々の銀河で起きていたらガンマ線が非常に破壊的だったのでしょう。海表面に非常に近い生き続けた「三葉虫」のような種がこの期間に大きな損失を経験したことになります。これはガンマ線爆発の発生によってのみ説明ができました。ガンマ線爆発によって地上と海表面に近い生物に影響を与えるであろう。しかし深い海に生存する生物は助かったことになります。


およそ2億5000万年前に(ペルム紀と三畳紀の境界線)、もう1つの原因によっての大量絶滅が起きました。おそらく海の種の9割と地上に生存する705の種の90%が地球から姿を消しました。これらの絶滅は気候における速い変化と海面の位置の変化、あるいは激しい火山活動における突然の出来事です。 これらの要因に加えられるのは「宇宙からの物理的な原因」です。


1990年代に、天体物理学者が太陽系のバランスが非常に微妙であった、そして長期の軌道を予測することが不可能であることを理解しました。 惑星と衛星の通常の動きを別に、数え切れないすい星と小惑星との総合的に影響を受け合うことから、前もって計算することが不可能です。


地球は大きい隕石から月の引力の存在で守られていて、それより小さい惑星は大気圏に侵入すると燃えてしまうのです。もちろん地球にかなりの大きさの隕石が衝突する可能性はいつも否定できません。この世の終わりがいつ、どのようにくるかも未定です。ノハがそのような隕石の衝突によって陸が海に覆われ、陸の動物を生き残すために箱舟を作ったのではと考えられることもあります。


アッラーがクルアーンのカーフ章で人間に天をみて考えるように進めています。


「かれらは頭上の天を見ないのか。われが如何にそれを創造し,如何にそれを飾ったか。そしてそれには,少しの傷もないと言うのに。」カーフ章6筋


またこの地球の終わりはいつであれ、我々一人一人がいずれアッラーの元に戻ることになります。このことはクルアーンで以下のように示されています。

「またアッラーと一緒に,外のどんな神にも祈ってはならない。かれの外には,神はないのである。かれの御顔の外凡てのものは消滅する。裁決はかれに属し,あなたがたは(凡て)かれの御許に帰されるのである。」物語 (アル・カサス)章88筋)

 

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