ハディースより (預言者ムハンマドの言行録)

 

ハディース(預言者ムハンマドの言行録)は、人生での様々な疑問や困難にぶつかった時に、正しい選択と行いをする手本となるものです。また同時に、このハディースから、預言者ムハンマドの誠実で素晴らしい人柄を知ることができます。

ここでは、ハディースの抜粋を紹介しています。

 

アッラーのみ使いはいわれた。「アッラーは次のように宣言された。“私のしもべが、私に思いを馳せれば馳せるほど、私は、しもべの近くにいるであろう。しもべが私の名を唱えるほど、私は彼と共にいるであろう。もしもしもべが私を想念すれば、私も心で彼を想うであろう。もしもしもべが私を集会の場で想念すれば、私もまた、集会の場で彼をもっとよく想い出すであろう。もしも、しもべが手の長さほどでも私に近づくならば、私は腕の長さほど彼に近づくであろう。もしも彼が腕の長さ

ほど私に近づくならば、私は両手をのばした長さほど彼に近づくであろう。もしも、しもべが私にむかって歩いてくるならば、私は彼の方に走ってゆくであろう”」(「サヒーフ ムスリム」)

 

 

 

 

 

本当にアッラーはあなた方の体や外見をご覧になるわけではなく、あなた方の心をご覧になっているのです。

                       

 

 

本当の強さは戦う人の力にあるのではなく、怒った時に自分自身を制御できる人にあります。(「ムスリム」第3巻)

 

 

嫉妬を避けなさい。嫉妬は善行を食べてしまいます。ちょうど火が薪を食べてしまうのと同じように。(200のハディース)

 

 

ムスリムとは、人々が、彼の振舞いや言葉に安心できる人のことである。(40のハディース)

誰であれ、自分のために求めるものを(同様に)同胞のために求めるまでは、信仰を持ったことにはならない。

                                      

ある男が預言者に言った。

「なにとぞ私に助言を与えて下さい。」すると預言者は言われた。

「腹を立てぬことだ。」

男はまた何度か(同じ言葉を)繰り返した。

預言者はまた、「腹を立てぬことだ。」と言われた。

(40のハディース)

「アッラーと審判の日を信じる者は、良き言葉のみを語るか、さもなければ、沈黙を守りなさい。

また、アッラーと審判の日を信ずる者は、隣人に対し寛容をもって接しなさい。

そして、またアッラーと審判の日を信ずる者は、客人に対し十分な親切を尽くしなさい。 

(「サーヒフ ムスリム」第1巻)

                                         

まことの豊かさあ物資の潤沢さからのものではなく、心の豊かさからのものである (40のハディース)

                                         

アッラーを念ずれば、お前は眼の前にアッラーを見ることができる。

繁栄のおりにもアッラーに近づこうとすれば、アッラーはお前が未だに苦境にあると認めて下さるであろう。

いいか、お前に降りかかったことは、お前を苦しめるためのものではなかったし、

お前を苦しめたことは、お前に降りかかるためのものでもなかったのだ。

勝利は、忍耐と共にあり、安堵は悩みと共に、楽は苦と共にあることを肝に銘じなければならない。 (40のハディース)