

イルムの森 Facebook
イルムの森HPのFacebookのご紹介です。 https://www.facebook.com/islam4est イスラームに関するコメントやHPでの更新情報を発信していく予定です。 沢山の方に登録して頂き、お友達申請して頂きたいなと思います。 よろしくお願いします(^^)/ #一般
アザーン 第一回
「アザーン」とは、イスラム教で一日五回の礼拝時刻を知らせる呼びかけのことです。イスラーム諸国を旅行した人の中には、町中に響き渡るアザーンの輪唱に感動した経験を持つ人も多いかと思います。また国内の東京モスク、神戸モスクなどでアザーンを聞いてその調べに心を打たれた人もいるかと思います。ここではアザーンについて紹介していきたいと思います。 ●アザーンの始まり アザーンはマディーナへの移住後、預言者ムハンマドと当時のムスリムたちはまず預言者モスクの建設に取り組みました。マッカ時代とは異なり、人々が迫害を恐れずに自由に礼拝ができるようになったのです。礼拝の時刻を人々に伝える必要性が出て来たことから、その方法が預言者ムハンマドと教友たちの間で協議されました。当初は鐘、ラッパ、のろしなどを用いる案も出されたものの、それらはキリスト教徒やユダヤ教徒によって実施されており、また拝火教に似ることも避けるべきであったため、人の肉声で行われることが決定されたとされています。 イスラーム諸国の旅行記などでは、「モスクから日に5回クルアーンが流れる」といった表現がよくみられ


シリーズ 「私の入信記」 ep.1
私が初めてイスラームに出会ったのは、大学時代の留学先でのことです。その国はイスラーム圏や欧米でもなく、むしろイスラムとはかけ離れたアジアの国でした。 当時通っていた語学学校には様々な国の人がいて、その中にはマレーシア、サウジアラビア、トルコなどイスラーム圏からの学生も多く来ていました。その頃の私はと言えば、ミニスカートも履いていましたし、お酒も飲んでいるような普通の大学生でした。むしろ同じクラスにいるイスラーム教徒の友人が、ラマダン中で食事を我慢していたり、みんなとお昼ご飯に行っても同じ食事ができない事、暑いのに長そでの洋服やスカーフをしている姿を見て「なんてかわいそうな宗教だ、イスラームって面倒な宗教だな。」なんて心の中で思っていたものです。 そんな留学生活の中、アメリカで9.11の事件が起こりました。私と同じクラスのイスラーム教徒は、トルコ人とサウジアラビア人がいました。しかし、どう見てもクラスのサウジアラビア人はニュースで流れているサウジアラビア人とはかけ離れていましたし、ほかのイスラーム教徒も皆さん温和で、人に対して攻撃をするようなタイプ

金曜礼拝
今日は用事があって近くまで来ていたので、代々木上原にある東京ジャーミィの金曜礼拝に参加してきました。ISによる日本人人質の“期限”が迫る中、心を一つにして祈りたいという気持ちもありました。 近くに住んでいないこともあり、金曜礼拝に参加する機会はなかなかありませんが、心なしか普段より人出が多いように思えます。 フトバ(説教)の内容は「イスラームにおける生命の安全」 http://www.tokyocamii.org/wp/wp-content/uploads/k2015_0123_islamdacaguvenligi_jp.pdf 人質問題を意識したものでしょう。日本語訳を読んでくださる方が一語一語噛みしめるように読み上げ、礼拝参列者たちもそれにじっと耳を傾け、各々がクルアーンとハディースの教える、真の教え、あるべき姿を今一度確認し、心に刻み付けているように思われました。 「ムスリムたる者は、自分の口(つまり言葉)、そして自分の手で誰に対しても平和と安全を与える人です」(預言者ムハンマドの言葉) フトバが終わり、礼拝に立ち上がります。指示されずとも

ISILによる日本人人質事件について
ISILによる日本人二人の拘束、人質事件について強い憤りを覚えると共に深い悲しみで打ちひしがれています。 本当に胸が締め付けられる思いです。 拘束されている、湯川遥菜さん、後藤健二さんの迅速で安全な解放を心から願います。 イスラームは、この世に存在する全てのものに対し寛容であり、その権利を尊重し、人々と平和的な関係を持つように教えています。
人を傷つけること、他者の権利を侵害することを禁じています。
イスラームにおいては、どのようなテロ行為も認められないのです。
イスラームの名を用い、アッラーが禁じている事を平然と行うこと、無実な人々を傷つけること、イスラームの本質に著しく反し、また大多数のイスラーム教徒にも偏見やイメージの悪化といった甚大な影響を与える、これらの行為を非難します。
日本だけでなく、世界中の方々が解放を願っています。
いち早くお二人が無事に日本へ、またご家族の元へ戻れるようお祈り申し上げます。 #一般

ひとこと
今回のフランスの新聞社の風刺画の問題とテロ行為について。 テロで犠牲になられた方々、そのご家族やご友人、関係者の皆様に哀悼の意を表します。 この悲しみが早く癒され、困難な状況の中で忍耐強くいられますようお祈り申し上げます。 私たちは、今回の事件に悲しみ、大きなショックを受けています。 まず、どのような理由があっても、テロ行為は許されることではありません。 イスラームでは、どんなに自分を貶める行いをされたとしても、悪を善で返すということが絶対的なルールだからです。 それは、私たちが尊敬し愛するお方、預言者ムハンマド(彼の上に祝福と平安あれ)が生き方を通して、私たちにお示しになったことです。 テロ行為はイスラームの教えと、預言者様が示された行いの真逆をいくものであり、アッラーの名を冒涜するものに他なりません。 またもう一つ、フランスの新聞社が掲載した風刺画について。 フランス国内だけでなく、各国のメディア機関の姿勢も様々で、「言論の自由」などの主張から擁護する意見も多くあるようです。 この問題は至ってシンプルなものです。例えば、誰でも自分の家族、両親


預言者と医学 <読み物シリーズ>
預言者ムハンマド(彼の上に祝福と平安あれ)が医学について、 特に「予防医学」と呼ばれる衛生学に関係するものとして語られた沢山の言葉があります。そもそも医学の大部分は予防医学が占めています。なぜなら人を病気になることから守ることは基本であり、これは非常に容易なことであるからです。病気になった後で治療を行なうことはかなり困難であり、難攻するものであり、高くつくものでもあるのです。 病人の治療について預言者(彼の上に祝福と平安あれ)のハディースにおいて言及されている知識はイスラーム学者たちによって「預言者の医学」と定義されています。預言者の医学に関する書物では、病人の治療に関するハディースと並び、薬になる植物、野菜、そして果物に関するハディースも存在しています。預言者ムハンマドは複雑な薬によって治療されるべき、あるいは外科的処置を必要とする患者たちを、治療の方法とその活用を知る、その分野の専門である医師のもとに送っていました。アッラーが食物として創造された野菜や薬草や果物が栄養があるものだけでなく快復をもたらすものでもあると預言者ムハンマドは、私たちの


足るを知る
成人の日おめでとうございます。今日はエッセイから。。 最近の100円グッズのお店はとても充実している。 「これが100円?!」と嬉しくなるものもある。店の中を見ているだけでもけっこう楽しめる。 この前、数珠コーナーに目に留まるものがあった。何と、タスビーフ(イスラームの数珠)を発見!「こんなものまで100円グッズにあるとは。誰が買うんだろう?どうしてここで売っているのだろう?」とびっくり。ちゃんと玉が99個(33個×3)ついている。(なかには玉の数の足りないものや多いのがあるので買うときはちゃんと数えてから買ったほうがよい)。まさにタスビーフだ。 ルンルン気分になってお店の中をいろいろ見てまわった。そこでまた私にとっては思い出深い物を発見。それは石庭で有名な竜安寺にあるつくばいをかたどった灰皿だった。 そのつくばいには「吾唯足知(われただたるをしる)」と刻まれている。修学旅行でそれを見たときからずっとそのつくばいと刻まれた文字が心に残っていた。 この機会にまた考えてみた。 解説には「足るを知る者は貧しいといえども心は富んでいる、足るを知らぬ者は富


ブログ
HPがスタートし、多くの方々にご観覧頂き、アドバイスや励ましのお言葉も頂いています。ありがとうございます! このブログについて、このようなシリーズでいこうかな、と考えました。 まず、週3回くらいのペースで、 ・入信記・エッセイ ・読み物シリーズ(様々なテーマで文献からの記事をシリーズでご紹介) ・ムスリムライフ etc.. などの内容で更新していかれたらと思っています。 イスラームに興味のある方や、ムスリムのお友達などに、このHPをご紹介して頂けると嬉しいです。


2015年 新年! 「イルムの森」 HP&ブログ スタート!
アッサラームアレイクム! 新年明けましておめでとうございます。 新年という節目を迎えたこのタイミングで、 気持ちも新たにこの「イルムの森」HP兼ブログを無事開設できたことを、心より嬉しく思います。 何かを学ぶってとても楽しいことですよね。 それが自分や周りの役に立つことであればなおさらです。 学生時代の勉強とは少し違うかもしれないけれど、何歳になっても学ぶことは存在しています。そして良い知識と巡りあい、それが血となり肉となったとき、その人の人生はより良いものとなっていきます。 どうか私たちの胸が開かれ、役に立つ良い知識が与えられますように! これから「イルムの森」&ブログをよろしくお願いします! 2015年 元旦