

テロに関する見解 ~仏紙への寄稿記事~
イスラーム学者、テロに関する見解を仏紙に寄稿 イスラームの名を掲げてテロや反社会的行為を行う人々の話題が連日メディアを賑わせて久しい昨今です。イスラームとテロは相容れないものだとするごく一般のムスリムの声も時折取り上げられているのを見ますが、学者や知識人、指導的立場にあるムスリムの意見とはどういうものでしょうか。メディアで目にすることがほとんどないのは、実際に声を上げる人がなかなかいないためなのか、それともニュースバリューに欠けるとして表に出てこないだけなのか。真相は分かりかねますが、イスラーム世界を先導する指導者は不在なのだろうか、イスラーム社会は現代に蔓延る問題に対処できないのだろうか、という疑念や負の印象を抱かざるを得ないのは残念なことです。 そんな中、ある学者がフランスのル・モンド紙に意見を寄稿したとのニュースがありました。アメリカ在住のトルコ人イスラーム学者ギュレン師です。記事を読んでいただければ分かりますが、単にテロを非難し、テロとイスラームの関係性を認めないという当たり障りのない一般論に終始するのではなく、ムスリム自身が自らの信仰を


イスラームにおける子供の教育
イスラームは、ムスリマ女性に家庭内における保護、世話の責任を課しています。そして母親は、子供の教育において、第1の責任者です。正しい教育は、すばらしい人格と信仰を持った、行ないの正しいまっすぐな世代を世の中に送り出すことになります。 預言者様(彼の上に祝福と平安あれ:以下S)は、このような言葉でその責任について言及されました。 『母親は夫の家において、世話をし、家庭を守る者であり、家族に対して責任があります』(ブハーリー、ムスリム) 子供の教育における母親の義務 ①ハラーム(アッラーが禁止されたこと)とハラール(許されたこと)の判断を、子供に教えること 子供の人生の初めの段階から、アッラーの命令されている事やムスリムの義務、そしてスンナ(預言者様(S)の言行)などに関して、またハラームに関して、子供に注意を向けさせる為、預言者様(S)はこう言われました。 『あなた達の子供達に、アッラーが命じた事への服従と、禁じた事の回避を命じなさい。それらは、子供達を地獄の炎から保護することになります。』 ②イバーダ(礼拝などの崇拝行為)の実行を習慣づけること


タファックル(熟考)
タファックル(熟考)という言葉は何かについて体系的に細かく考えるという意味ですが、ここでは、イスラーム的生活の本質や光であり、心のランプや、精神の糧、知の精神となる熟考を意味します。タファックルは信仰する者が善と悪、有益と有害、美と醜を見分けるための心の中の光です。タファックルを通すことで、全宇宙は私たちが勉強するべき一冊の本となり、クルアーンの節はその深い意味と秘密を明らかにしていくのです。タファックルが存在しなければ、心は暗く、精神は落ち着かず、イスラームはその意味と深さを欠いて表面的レベルにとどまってしまうでしょう。 自分の周りで何が起きているのかに気づき、そこから結論を引き出すということにおいて、タファックルは必要不可欠な一歩です。それは経験というドアを開けるための金の鍵であり、真実という木が植えられる苗床であり、また心の瞳を開くということでもあるのです。預言者ムハンマド(彼の上に平安と祝福あれ)はタファックルにおいても他の善行と同様に他の誰よりも優れておられましたが、タファックルについて次のように述べられています。「タファックルほど報奨


イスラーム書籍無料プレゼント
アッサラーム アレイクム! 皆様お元気ですか? すでにHP内で告知している「イスラーム書籍無料プレゼント」へ沢山のご注文ありがとうございます。 「素敵な企画をありがとうございます!」 「新米ムスリマですが、こちらの本を読んでイスラームを勉強したいと思います!」 など、全国からとても嬉しいメッセージを頂いております。 Facebookでもご案内させて頂きましたので、注文が殺到し、管理人一同嬉しい雄叫び?をあげています^^ 子供向けの書籍 「愛する預言者さま」も追加させて頂きました。 詳細は、イスラーム書籍無料プレゼント まで! 在庫に限りがありますので、このチャンスをお見逃しなく! 「知識は力なり」(フランシス・ベーコン フランスの哲学者) 「小一時間の間、熟考することは、70年間の崇拝行為に勝る」(ハディース) 知識を得て、熟考する! また、皆様の信仰をさらに深め、正しいイスラームを周囲へ、世界へと広めるきっかけとなりますように、インシャッラー!