

ラジャブ月~聖なる3カ月~
アッラーは、私達が罪から清められ、また心や精神世界を改め、より新しい段階へと成長できるよう私達にいつくかの機会を与えられました。 金曜日、イードの日、そして聖なる3カ月などがそのような機会です。 ラジャブ、シャーバン、そしてラマダーン これら聖なる3カ月は、放棄することを望んでいる悪しき習慣を放棄し、獲得したいよい性質を身に着けるために与えられたチャンスでもあります。なぜなら、この時期は、人々が皆より行動や言葉に注意し慎重になり、その心を怒りや憎悪、敵意から清めようと努力するからです。そのような環境では、私達は普段よりも、自分を容易に点検しやすくなります。 この三か月の中で、最も尊いのは1000の月の果実、善行をそこに含むラマダーン月です。そして、ラジャブ月とシャーバン月はこの最上の月への神聖な準備期間でもあるのです。 ラジャブ月が始まると、預言者ムハンマド様(彼の上に祝福と平安あれ)は、 「アッラーよ、ラジャブとシャーバン月を恵みあるものとして下さい。そして私達をラマダーン月へと至らせて下さい。」というドゥアと共に、この月を迎えられました。 ラ


クルアーンを読誦すると、天からサキーナが降りてくる
サフル イブン ムアーズ アル ジュハニー(アッラーがお慶び下さいますように:以下r.a) が伝えるところによると、「預言者ムハンマド様(彼の上に祝福と平安あれ:以下S)がおっしゃるには「クルアーンを誦み、それと共に行為する者は誰でも、審判の日その者の父親に冠をかぶせるだろう。その冠の輝きは、この世で太陽の光が家を照らすよりももっと光り輝く。そうであるなら、クルアーンと共に自ら行動する者達の光はどのようなものかあなた方は想像できますか?』」(アブーダーウード礼拝39)」 聖アリー様(r.a)が伝えるところによると「ある者がクルアーンを誦み、暗誦し、合法な事を合法として受け入れ、非合法なことを非合法として受け入れるなら、アッラーはその者を天国へ入らせ給う。さらに、地獄行きと決められた者をその者の家族から10人を執り成し給う。』」(ティルミズィークルアーンの報奨13) ウサイド・ブン・フダイルが夜、馬を繋いで「牝牛」の章を唱えていた時、突然馬が飛び跳ね、彼が唱えるのを止めると馬が静まった。次にまた唱えた時馬は跳びはね、止めると静まり、三度目に唱えたと